Amazon価格改定ツールの理想像とその一方での現実的な姿とは

アマトピア活用法

目次

本日はアマトピアが目指す
Amazon販売において過不足ない
価格改定ツールの姿を解説して参ります。

理想を掲げた時
より良い能力の向上を目指すべきですが
後に解説するAPIとの兼ね合いから
限界値というものも生まれますので
「過不足ない」姿となります。

改定数の上限はある

価格改定ツールを
主に利用したいスタイルは
無在庫による販売となりますので
恐らくは出品数が膨大になるかと思います。
(勿論FBA販売でも活用できますが)

となれば処理能力も
迅速なものでなければ
適正価格への修正行為が
全商品に対して追いつきませんので
その面を求めるのは必然ですが
限界を超えて改定速度を上げることは不可能です。

それは自身のセラーアカウントと連動させた上で
価格改定ツールを使う点にポイントがあり
それを実行するにはMWSという
Amazon社が提供するAPIの規約に
則らなければならない為です。

許容されている範囲をオーバーすると
規制が掛かり改定行為そのものが
中断されてしまいますので
中断されないギリギリの線を
狙う必要があります。

それが1時間で3000点-4000点程となります。

MWSを利用して価格改定する限り
これは他社ツールでも変わりません。

在庫を確保する能力には別のAPIを

アマトピア「価格改定ツール」には
単なる改定能力だけでなく
無在庫販売者に対して
アピールできる面が存在します。

在庫(仕入元)を逐一確認する能力です。

無在庫販売では
絶えず仕入元の状況を監視していなければ
販売行為を継続すること自体
不可能であり、仕入元ととして
考えている店舗の状況が変われば
(在庫が切れたり販売終了したりなど)
こちらも即座に販売状況を変更して
(出品を取りやめる)
対応することが求められます。

先ほどの改定能力には
MWS-APIの利用を説明しましたが
今回の在庫連動能力には
もう一つのAPIであるAWS-API
というものを使います。

こちらのAPIを使うことで
複数の店舗を仕入元として扱い
在庫状況の監視が可能となります。

また状況が変われば
それに合わせて出品を取りやめる
ツールも併せ持ちますので
こちらが定期的に手動で在庫状況を
確認する必要もなくなる訳です。

コンディションを合わせた価格改定の重要性

商品価格とは
ただひたすらに安く
変更すれば良いものではありません。

「適正価格」に変更することに
価格改定ツールとしての意味があります。

Amazonには
新品と中古品という
コンディション状態が分かれますが
(更に中古品が複数の状態に分かれる)
中古品の方が状態が悪い為
当然、価格も新品よりは安くなります。

でも、大抵のAmazon輸出販売で
無在庫販売を行われる方は
「新品」を商品として扱うでしょうから
中古品と同等の価格に変更する意味は
あまりありません。

あくまで「新品」として
売る為の価格に改定しなければ
価格改定ツールとしては
意味がないということです。

中古品が1,000円。
新品が2,000円が適正価格であれば
あくまで2,000円以上で
販売する形を選択する
それがコンディション別改定の
求めるものとなります。

アカウント評価による売れやすさの違いとは

アマトピアには
商品毎に各種数値を設定しない
「オート」という価格改定モードがあります。

それを利用する時に
アカウントの評価によって
市場での最安価格を参照するか
カート価格を参照するかを
自動で判断して価格改定するのですが
それには明確とは言わないまでも
売れやすさを表す基準の様な数値が
存在していることが理由です。

アカウント評価とは
自分が商品を販売した
顧客より付けて貰うのですが
一般的に言われる数値として
評価数「50」を境に
ショッピングカートの取り易さが
変わるといわれます。

それを参考にして
設けられたツールがオートモードですので
50未満の評価数のアカウントには
最安価格の参照を。

そして50以上の評価数であれば
カート価格を参照する様にします。

勿論、50未満であっても
本来はカートの順番が回ってくることは
ある訳ですが、確率からすると
最安価格を参照する方が合理的です。

この理屈を額面通り受け取るのであれば
50に至るまでは最安価格を取得しながら
50の取得をいち早く目指す方法を
実践し続けるしかありません。

セイフティによる保険は必須

価格改定ツールでは
「数字」として最安価格と
カート価格に合わせた価格改定を
行っていく以上、無用な価格競争に
こちらが晒される可能性も秘めております。

たった一人が市場価格を
無視する様な以上な廉価
付ける場合にはそれにつられない様に
事前に対策を施す必要があるわけです。

それが限界価格の設定です。

限界価格と言えば
感覚として理解される方が
殆どおられるかと思いますが
例えば1000円と設定した場合に
1000円未満には改定されないツールです。

これを付ければ500円,300円と
最安価格が更新され続けても関係ありません。

そして、限界価格は自身が求める
利益から算出してください。

利益計画が万全であれば
全商品において限界価格はあるはずです。

アマトピア「価格改定ツール」には
仕入元の状況監視ツール
限界価格の設定という
二つの保険が搭載されていますので
この二つを駆使してよりリスクを排除した
無在庫販売(FBA販売)を目指してください。

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